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契約書の「どこにある?」をなくす:中小企業の契約管理を仕組み化する3ステップ
「あの契約書はどこにある?」「更新期限がいつか分からない」「誰が署名したか確認できない」——契約管理の混乱は、担当者の個人フォルダや引き出しで管理していることが原因のほとんどです。
このページでは、中小企業が最小限の手間で契約管理を仕組み化する3ステップを解説します。
契約管理が混乱する4つの原因
- 保管場所がバラバラ:担当者のPCフォルダ・Googleドライブ・紙・引き出しに分散
- 命名規則がない:ファイル名が「契約書.pdf」「最終版.docx」などで検索できない
- 更新期限が管理されていない:気づいたら自動更新されていた、または切れていた
- アクセス権限がない:誰でも見られる or 担当者しか見られないの二択
ステップ1:契約書の棚卸しをする
まず手元にある全契約書を一覧化します。Excelで以下の項目を管理するだけで全体像が把握できます。
- 契約相手先:会社名
- 契約種別:業務委託・NDA・賃貸借・保守など
- 契約開始日:YYYY-MM-DD
- 契約終了日 / 更新期限:YYYY-MM-DD
- 自動更新の有無:あり / なし
- 担当者:氏名
- 保管場所:フォルダパスまたはURL
ステップ2:命名規則と保管ルールを決める
命名規則の例:
[契約種別]_[相手先名]_[締結日]_[バージョン].pdf
例:業務委託契約_株式会社ABC_20240401_v1.pdf
「取引先別」か「種別別」どちらかに統一し、両方に入れることは避けてください(更新漏れの原因になります)。
ステップ3:更新期限の通知を自動化する
Googleカレンダーに更新期限の1ヶ月前・2週間前のリマインダーを設定するか、スプレッドシートにIF関数で「期限まで○日」を表示する列を追加するだけで、更新漏れをほぼゼロにできます。
電子契約への移行検討
年間10件以上の新規契約がある場合、電子契約ツールの導入で以下の効率化が期待できます。
- 郵送・押印・スキャンの手間がゼロになる
- 契約書が自動でクラウドに保管される
- 署名状況がリアルタイムで確認できる
代表的なサービス:クラウドサイン(弁護士ドットコム)・DocuSign・GMO電子印鑑Agreeなど
まとめ
契約管理の仕組み化は、大きなシステムは不要です。
- まず全契約書を一覧化する(Excelで十分)
- 命名規則と保管場所を決めて統一する
- 更新期限のリマインダーを設定する
この3ステップだけで「どこにある?」「いつまで?」の問いに即答できるようになります。
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