業務効率化
会議を短くして「決まる会議」にする(議題1枚+議事録テンプレ)
「会議が長い」「結局何も決まらなかった」「発言する人が偏っている」。どの企業でも聞く悩みですが、実は会議の進め方(ファシリテーション)のスキルよりも、もっと手前の「準備」で解決できることが大半です。
会議を効率化するための道具は2つだけ。「議題シート(アジェンダ)」と「決まる議事録」です。
開始時点で「今日何を決めたら終わりか」が共有されていない会議は、必ず長引きます。報告だけで終わったり、雑談に流れたりします。
これを防ぐために、会議招集時に必ず「議題シート」をつけます。
難しいものではありません。メールの本文に以下の5行を入れるだけです。
【会議名】〇〇プロジェクト定例
■ 目的:進捗の共有と、トラブル対応策の決定
■ ゴール:対応策A案かB案かが決まること
■ 時間:30分
■ 参加者:〇〇、△△
■ 事前準備:添付資料の3ページ目まで読んでおくこと
特に「ゴール」と「事前準備」が重要です。資料を会議中に読む時間をなくすだけで、時間は半分になります。
議事録を書くというと、発言を一言一句メモしようとする人がいますが、それは不要です。必要なのは「決まったこと」と「次にやること」だけです。
ホワイトボードや共有メモに、最初からこの枠を書いておきます。
【議事録】
1. 決定事項(決まったこと)
・〇〇のデザインはA案で進める
・予算は〇〇万円まで追加OK
2. ネクストアクション(誰が・いつまでに・何をする)
・見積取得:佐藤(期限:〇/〇)
・契約書作成:鈴木(期限:〇/〇)
3. 保留事項(今日決まらなかったこと)
・〇〇の件は、来週の会議で再検討
会議の最後5分で、これを全員で読み上げて確認します。「あれ、俺だっけ?」という悲劇がなくなります。
- 終了時間を中途半端にする(例:13:45終了)。お尻が決まっていると集中します。
- 立って行う(スタンディングミーティング)。短時間で終わらせる意識が働きます。
- 資料説明をしない。事前に読んできてもらい、質疑応答から始める。
良い会議は、始まる前に勝負が決まっています。アジェンダでゴールを示し、議事録でタスクを縛る。この2つを型にするだけで、会議は生産的な場に変わります。
